ウチの肩は呪われている…
Trip!!〜12〜
アレからウチはまたテーブルを挟んで、シャロンちゃんの前に座った。
……というか座らせられた。
「元気無いですネェ〜。エミリーでも乗せましょうか?」
どういう口実を作ろうかと黙っていたらブレイクさんがウチの肩にあのエミリーちゃんを乗せてきた。
横目で見たけど、エミリーちゃんはニヤリと笑った顔でウチを見ている…
(((((゜Д゜;;;;)))))
恐怖でしかない。
「ブレイク、そうしたら さんがもっと怯えてしまいますよ?」
呑気にお茶を啜るシャロンちゃん。
でも決してエミリーちゃんを取ってはくれない。
…なんかエミリーちゃんが動いたような気がする。
「あー……で、あのー、ウチ、なんかしましたっけ?」
ニコニコのシャロンちゃん。
もっとニコニコのブレイクさん。
ちょっとした拷問だよコレ!?
「何か…と言っても……貴女はもう分かってるんじゃありませんカ?」
真っ直ぐ見てくる視線に息を呑んでしまった…
「はい……」
ウチは正直に答えた。
(やっぱ、隠すのは無理だよな……)
「……あの時、シャロンちゃんのスカートの中を見ました。」
長い沈黙が訪れた……
「〜〜!?!?」
声にならない声を出しながら座っているのに関わらず、シャロンちゃんはスカートを手で押さえた。
「あはは。可愛いv」
言葉が漏れた。
「いや、本当は空気読みたかったんだけど、どーしてもあのチラリズm…ゴファッ!!」
その時の状況を説明してるのにシャロンちゃんはドッカからかハリセンを出してウチをブッ叩いた。
「え、ちょ!どっからハリセ……う゛……!!」
「 …さんっ!! サイテーですわ!!!乙女心が傷付きました…っわ!!!!」
パシーン、パシーンと叩かれるウチ。
ガチで痛い……!!!
「ウチは体が傷付いt…「黙りなさいっ!!!」
ひぇー!!!
「お嬢様…。」
救いの神が現れた。
シャロンちゃんの後ろからハリセンを高らかに挙げらている腕を優しく掴んで止めてくれたブレイクさん。
アンタは神やぁ〜(´∀`)
「お嬢様、お気持ちは分かりますが……後は私にお任せください。」
「え。」
妙に敬語なブレイクさんが黒い笑みでウチを見る。
「ね、 クンv」
「は…ハリセンの方が良いです……。」
「おンや〜? 遠慮しなくてもいいんですヨ〜♪」
体を痛めるのと『なか』を痛めるの、ドッチがいいですカァ〜?
「…ロリコンっぽい人に言われたくないぃっ!!!」
ブレイクさんの顔がもっと怖くなった…
「……ハテ? 私がロリコン………?」
「だってースンゴク love*2 に見えるモン。」
そして『ザクス兄さん』……
「きゃー禁断の愛デスカ!? キャー!!!」
僕妹!? リアル僕妹!?
1人テンションが上がっていた。
ダンッ!!
ブレイクさんが杖を強く床に叩きつけた。
「……(こ、怖。)」
「私はそんな話をしたいとは思っていませんガ…?」
やべ、空気悪くしてしまった……
「 さん…正直に話してくれませんか?」
シャロンちゃんが優しく言う。
「……なら、なんでウチをこう…問い質そうとするんですか?」
「ウチは只の一般人ですよ。」と後付けをした。
「では…此処が何処だか分かりますカ?」
「えっと、確か国の治安維持機関と呼ばれる≪パンドラ≫…だったっけ?」
メイド小母さんの言葉を一字一句思い出す。
「エエ、その通りデス。」
「正解。」とパチパチ手を叩く。
…なんかムカツク。
「勿論、このパンドラは厳重に一般の出入りを規制していマス。」
さて、問題。
「その@、レインズワース家のメイドがお嬢様の部屋を訪ねたら もぬけの空…」
「そのA、今日、お嬢様のベランダで馬鹿顔で眠っていた貴女…」
そのB…
「昨日のアノ≪出来事≫…」
懐かしい人を見たんですヨ?
「と言っても≪亡くなった≫メイド長だったんですケド…?」
さて、
ー貴女はドコに≪居た≫のでショウ〜カ?
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あとがき
さて、二人に問い詰められていますが…
どう欺けばいいのか考えていません。
まぁ、適当にでもかわしましょうか…?
なんか最近エリオットが好きになりそうです。(笑)
今、頑張ってストック作ってるんですが…
ずっとこの時間が続けばと思っています。