「っは!」


初めて呼吸をしたような感じだった。













Trip!!〜28〜













朝日が射す部屋

ベッドの感触

荒い呼吸





「はぁはぁ…」





帰ってきた…





「………。」


体を起して額に手を添える。


ダルイ。

兎に角ダルイ。

夢……夢…なんだろう?


「じゃないと恐ろしい。」


大抵、起きた後は夢の内容なんて忘れるものだ。
特にウチの場合、良い夢に限って忘れる。
「夢を見た」っていう事は覚えているんだけどなぁー。





…あともうちょっとで二次元キャラと……(´∀`)





…またどっかに行ってしまった。
取り敢えず…整理出来ない。


「顔でも洗うか。」


ゆったりとベッドから降りた。

























「……。」


さて、身支度も整えてシンキングタイム。


「コレからどうしたものか…」


簡単に考えると…





彷徨う≪記憶≫と鑑賞しなければ良い。





「其れが一番楽なんだけどなぁ…」


つい触れてしまうし、触れられてしまう。


「難しいよなぁ〜?」


どうしましょ。





コンコン…





「…はぁーい。」


使えない頭で頑張っていると、誰かがノックしてきた。
…無視するとまたブレイクさんが入ってくるかもしれない。
テンション低いながらも「一応」明るく答えてドアの鍵を開けた。


「はーい。」

「おはようございます。朝食をお持ちしました。」


メイドさんがワゴンに一人分の食事を持ってきてくれた。
ウチは少しずれて中に入れる。


「あー…すみません。」

「いえ、仕事なので。」


部屋にあるテーブルに朝食を置きながら、にこやかに答えるメイドさん。
うん。ウチには無理。
そう考えている間にも朝食のセッティングが終わろうとしていた。


「では、また後で取りに来ます。」

「あー…すみません。」


お礼を言ってメイドさんを見送った。


「……。」


出来たての朝食を眺める。










ご飯だぁ。(´∀`)










…うん。ご飯食べてからでも遅くはない…よね?
考えているのを後回しにするのは何時もの事。

























「御馳走様でしたー。」


手を合わせて御挨拶。
恵みに感謝。
食器を重ねてテーブルのスペースを広くする。
…だからといって、テーブルに物なんて置かないけどね。
椅子の背凭れに寄り掛かる。










まず、此処に居ないといけない理由をもう一度思い出そう。










『何かしらの原因で貴女がチェインが好む≪餌≫となっていると思いましテ…』










何かしらの原因…










思い留まる記憶を読める事。










只、それだけ。










「只、それだけで…居るんだぁ。」










なんとも簡単すぎて笑える。










ウチが此処に居る理由なんて、










たった其れだけ…










「たった其れだけだったら…此処に居なくてもいいと思うんだが…」










…あ!










衣食住…!










「衣食住が無いと生きて行けないよな…」


分かってる。
可笑しいなんて分かってるんだからね…!!

























「…冗談は此処までにしよう。」


てか、思った…忘れてたけど……










ジャック氏を探せば良いじゃん。










ジャック氏を見つけて、白アリスのお使い終了。
ウチは心置きなく帰る事が出来る。(帰り方分かんないけど。)
うんうん。そうだよ。
最初っから真面目に探していれば…





……





…………





なんか合ってるようで合ってないような……










ジャック氏を探す…のは合ってる。

ジャック氏を探す……





探す…………















……過程?















「はあぁぁぁ……」


分かった。
解けたよ。
食器をまとめて正解だった。
ウチはテーブルに突っ伏した。















「探す過程で≪記憶≫と触れないようにする事だ……」















「もう19なのに…」


イマイチ閃きが無い。

〜 課題 〜

・この世界から出る為に、白アリスの願いで『ジャック氏』を見つける。

・だが、探す過程で≪記憶≫に触れないようにしないと…





『捕まえた。』





『だから早く私を視て?』




















「……。」


ウチが何をしたって言うんだ。
ウチは≪普通≫の生活がしたいだけなのに。
何がいけない…?
何がウチを否定する……?










『此処は≪過去≫を必要とする世界。』










「過去…」










『≪過去≫に囚われ続ける≪私達≫だから…』










「囚われ続ける…か。」










この世界の≪過去≫が気になる。















コンコン…





「失礼します。」


さっきのメイドさんがやって来た。
結構…考えてたのかな?
目の前で片付けられる食器達…


「すみません。ちょっと出掛けて来ます。」

「 ? はい。分かりました。どなたかに連絡しておきますか?」

「あー…えーっと…シャロンちゃん。レインズワースの人にでも伝えてください。」

「かしこまりました。…いってらっしゃいませ。」





メイドさんのお辞儀で送られながらウチは気分転換に外に出た…





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あとがき

苦し紛れの話キタコレ!!(笑)
計画性の無ぇ〜
前の話と読みながら小説書いてます。(最低だ)
打つまでの間、ずっと悩んでました。

『捕まえた。』(Trip!!〜27〜参照)

「捕まえられたけど、どうしよう…!? どう回避しよう!?」
2パターンありました。

壱:そのまま過去バナする。…打つのめんどく(ry
弐:ゴリ押しで夢オチ。…起きた後どうしよう。

結果、弐の方を取りましたが…
やった結果がコレだよ!!>\(^o^)/
独白でしたが…
やはり意味が分からない。
また書き直すかもしれません。後に繋がるように。
しっかし…
今回、同じような文ばっかり書いたような気がする…orz
神よ…私に文才を……!!

あ、そうだ…
再試は逃れました。
めっちゃ嬉しかったです!!

そして最後に…

原作でブレイクさん失明したんですカ!?

原作は原作なんですが、コミック派なんです。(お金が無い)
誰でも良いので詳細を教えて欲しいです。(笑)
ネタバレ大好きなんで、その後の展開も教えてくださって良いですよ。